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VENOM(ベノム)オリジナルデザイン版について
製作者 TOM

 スパイダーマンに敵対する強敵 【ベノム】です。
 ATに遅れること11ヶ月にして要約 TOM版ベノムの完成です。

 
まぁ、遅れた理由はさておき、オリジナル作品を忠実に縮小再現したAT版に反し、
 こちらは完全オリジナルデザインで挑戦です。
 サイズは3,5インチ。20箇所の可動軸+5箇所のボールジョイントのアクションフィギュアです。
 デザイン重視なので可動範囲は制限されてますが、ひとまず遊べます。
 ホビーショップ【豆魚雷】さんの題材のリクエストに答え、製作を決めましたが、
 私はベノムを知りませんでした。
 完全なオリジナルで良いとの相談結果により、外面的なデザインを資料として参考にした以外は
 あえて無知な状態で製作開始をしました。
 まだその頃は映画(スパイダーマン3)も放映前でサムライミ監督はどのようなベノムを生み出すのか、
 その比較も個人的にはワクワクものでした。
 かとはいえ、あまりにもオリジナルとかけ離れたものにしてもファン層からの幻滅の声が出そうなので
 私としては、凶暴、グロテスク(になった?)、インバクトを狙ったクモのデザインで勝負です。
 それと、今回は製作当初、あえてどういうデザインにするかは決めず、
 製作中にデザインをその場その場で決めていく言わば、【行き当たりばったり製作】をやってみました。
 その半端な概念が怪物っぽい体つきになったのではないかと・・・言い訳?
 胸のクモは足をアバラ骨の代わりにしてますが、アバラ部分は皮膚から浮いて飛び出ています。
 そのクモの腹は、そのままベノムの腹、腹筋の凹凸に合わせてデザインし、共有してます。
 背中のクモは足を完全に浮かせてベノムにのしかかっているみたいなデザインにしましたが、
 どこと無くコミカル?ふつうにおんぶしちゃってます。
 手のひらと足先はスナップキットのエイリアンから拝借しパテ盛りしてそれっぽくしてます。
 最後に製作した顔は目と口がそれっぽかったら後はどうでもいい!
 なんて自分に言い聞かせた結果です。
 でも細い葉を埋め込む作業は神経すりへるような手間のかかるものでした。
 そうそう、忘れてはいけない腕と足のスネに施したクモの糸。
 これも気が遠くなるような細かい作業でした。
 一区切りずつパテを盛ってはナイフで細く切断、形の調整をします。
 今回一番大変だったのが塗装。
 アクションするフィギュアは間接の可動でどこかが干渉してしまいます。
 今までにもアクションフィギュアを造りましたが、べノムはデザイン上、干渉しまくりです。
 そうすると塗装が剥げたり、欠けてしまったり・・・その辺を度々調整しながら黒のつや消しを
 念入りに吹き付けました。
 そして胸と背中のクモ!  私のよくやる方法で、塗装を薄め液で落としてグラデーションする方法を
 今回も使用しました。 真っ白なクモでは単調で嫌だったので古びた骨っぽく塗装が落ちるまで
 何度も筆をなぞりました。これにはどえらい時間がかかりました。
 腕と足のスネに施したクモの糸の細さになぞって銀色の塗装。当然はみ出したりするから黒で調整。
 それを何度も繰り返したこれまた地道な作業でした。
 毒々しく口の中も塗装して雰囲気を出したら、最後につや消しクリアーを全体に
 何度も、吹いては乾かし、吹いては乾かし・・・これで仕上がり。
 見た目の何倍も苦労を秘めたベノムでした。
 オリジナルデザインってことで受け入れてもらえないかもしれませんが、
 自分なりには一所懸命に力をそそいだつもりです。